瀬戸大也「幸せ。公介と戦えることを誇りに」 予選ギリギリ通過から準決3位で萩野とともに決勝へ

2021年07月30日 05:30

競泳

瀬戸大也「幸せ。公介と戦えることを誇りに」 予選ギリギリ通過から準決3位で萩野とともに決勝へ
競泳男子200メートル個人メドレーの決勝進出を決めて笑顔の瀬戸大也(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【東京五輪第7日 競泳男子200メートル個人メドレー準決勝 ( 2021年7月29日    東京アクアティクスセンター )】 男子200メートル個人メドレー準決勝で瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)が1分56秒86の全体3位で30日の決勝に進出した。本命種目の400メートル個人メドレーで予選落ちし、続く200メートルバタフライも準決勝敗退。予選は16位のギリギリ通過だったが、土壇場で復調の兆しを見せた。萩野公介(26=ブリヂストン)は1分57秒47の全体6位で通過。レース後は感極まって号泣した。
 トンネルに迷い込む瀬戸に救いの手が差し伸べられた。タイムが低迷した前夜の予選後。昨年4月に師弟関係を解消した日本代表の梅原孝之コーチ(51)から「バタフライの泳ぎが半バタ(50メートルバタフライ)みたい。あれでは持たない。もっと落ち着いた方がいい」と助言を受けた。15年以上も師事した恩師。新たなアプローチで練習したいとの理由で高校時代の同級生とタッグを組み1年以上がたつが、五輪期間中は練習を見てもらう機会も多い。準決勝前のアップでは他コーチも交えてバタフライのテンポを確認。落ち着きを取り戻した。

 予選1組に登場。前半はペースを抑え、100メートルは6番手でターン。第3泳法の平泳ぎでギアを上げてトップに立つと、最後の自由形も粘った。アドバイス通りにバタフライの消耗を抑え、平泳ぎの32秒92は自己ベストラップ。「前半は楽に入り、平泳ぎで勝負を懸けた。ようやく自分らしい泳ぎができた。気持ちが入れば前半はもっと速く入れる。まだタイムは上がる」とうなずいた。

 過去に五輪1回、世界選手権4回に出場し、金4、銀1、銅3。全大会でメダルを手にしてきた。今大会初メダルを懸けた決勝はライバル萩野と一緒に泳ぐ。「幸せ。世界舞台で公介と戦えることを誇りに思い、全力で泳ぎたい。100分の1秒でもタイムを上げたい」。恩師のサポートを受け、つかんだ決勝の舞台。不倫問題後も、家族、チームメートら多くの人に支えられてきた。勝っても、負けても、TOKYOの最終レース。感謝の思いを表現する。
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