強い三原舞依が帰ってきた!テスト大会Vで北京五輪への思い「強くなった」

2021年10月16日 05:30

フィギュアスケート

強い三原舞依が帰ってきた!テスト大会Vで北京五輪への思い「強くなった」
女子フリーで演技する三原(AP) Photo By AP
 【フィギュアスケート アジアンオープントロフィー最終日 ( 2021年10月15日    中国・北京 )】 22年北京五輪テスト大会を兼ねて首都体育館で行われ、9選手による女子は、17年四大陸選手権女王の三原舞依(22=シスメックス)がフリー1位となる135・75点をマークし、SP2位から合計203・58点で逆転優勝を果たした。10選手による男子では昨季の世界選手権銀メダルの鍵山優真(18=オリエンタルバイオ)がSPに続きフリーも1位の179・98点、合計277・78点で頂点に立った。男女とも日本勢がワンツーを飾った。
 実力者の三原が、表彰台の頂上に立った。冒頭のルッツ―トーループの連続3回転や後半の3回転ルッツからの3連続ジャンプを決め、スピン、ステップでは全て最高のレベル4を獲得。「最初から思い切って滑ることができたのが良かった」。自らの演技に集中し、同じ所属で切磋琢磨(せっさたくま)する1学年下の坂本を上回った。

 19~20年シーズンは体調不良で長期休養した。体重が激減した状態で競技を再開し、コロナ下の昨季を経て3季ぶりの国際舞台。「2年半ぶりに海外の試合に行く飛行機とかも楽しくて、ワクワクうれしかった」。久しぶりの海外の試合で緊張もしたが、自らに言い聞かせた。「もっと自信を持って滑ればいいのに」。強い気持ちで勝負のリンクに立ち、19年冬季ユニバーシアード以来となる国際舞台での優勝だった。

 18年平昌五輪のテスト大会だった17年四大陸選手権で優勝したが、五輪出場はかなわなかった。今大会は辞退した紀平(トヨタ自動車)に代わっての出場だったが、そのチャンスをしっかり生かした。本番会場で滑り、五輪への思いは「やっぱり強くなった」と欲も出てきた。

 11月上旬のGPシリーズ第3戦イタリア大会(トリノ)での活躍が次なる目標となる。「毎日が体力の勝負だと思って、もっともっと自分を磨く」。北京五輪3枠を巡る日本女子の争いが、さらに激しくなってきた。

 《ミス連続…坂本2位》鬼門のフリーでミスを重ねた。18年平昌五輪代表の坂本は海外ドキュメンタリー映画の音楽となる演目を用いて3戦目だったが、前週の近畿選手権に続きジャンプが安定しなかった。演技後半の2回転半では転倒。「体力が最後まで持たなかったのが原因」と険しい表情だった。次戦はGPシリーズ第1戦、スケートアメリカ(22~24日)。「今のままでは自分が五輪に出られるかどうか分からない状況。もっと頑張っていかないと」と危機感をあらわにした。

 《鍵山Vも「課題」》男子を制した鍵山は「全体的に見て課題がたくさん残った」と振り返った。技術点も演技点も他選手を上回ったが、今季から演目に入れる4回転ループの着氷が乱れ、4回転サルコーは転倒した。今季初の国際大会となったテスト大会で結果を残したが「フリーは(今季から)新しく4回転ループを入れているので、4回転ループは失敗しても他の4回転は安定して跳べるようにしたい」と反省を口にした。

 ▼2位・佐藤駿 (4回転の)ルッツとフリップを両方入れてやって、かなり難しさを実感した。
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