埼玉・山沢拓 自慢のキックでリーグワン初代王者争いに“ケリ”つける

2022年05月26日 05:30

ラグビー

埼玉・山沢拓 自慢のキックでリーグワン初代王者争いに“ケリ”つける
全体練習後、黙々とキック練習で汗を流す埼玉の山沢拓 Photo By スポニチ
 ラグビーリーグワンで初代王者を狙う埼玉(旧パナソニック)は、29日のプレーオフ決勝(国立競技場)で東京SG(旧サントリー)と激突する。25日には埼玉県熊谷市内で約1時間の練習で汗を流した。ケガで不在の松田力也(28)に代わる司令塔の山沢拓也(27)は、キーマンとして持ち味のキックでチームを頂点に導く。
 国立のゴールへ、アーチを描く準備はできている。平日ながら約120人の熱心なファンが見守る熊谷のグラウンド。山沢拓は全体練習後も黙々とボールを蹴り続けた。「特別なプレーをするのではなく、自分たちらしいラグビーができればいい」。決戦を冷静に見据えている。

 レギュラーシーズン実施14試合中、13試合で先発SOだった松田が最終節で負傷退場。代わって司令塔の役割を担ったのが山沢拓だった。PO準決勝の東京ベイ戦では先制トライに加え、3ゴール1PGで14得点。攻撃エリアのコントロールも光った。

 キックの秘訣(ひけつ)には原点がある。中学時代はラグビー部と掛け持ちし、サッカーのクラブチームでプレー。今でも蹴り方が残っているといい「ラグビーは真っすぐ飛ばすのがセオリーだけど矯正できなかった。自分はサッカー蹴りでカーブをかける」と“癖”を生かしている。準決勝では敵陣22メートルライン付近からゴール前に絶妙なキックパスを展開するなど、サッカー時代に培った多彩なアシストも持ち味だ。

 初代王者まであと1勝。決勝では相手攻撃陣の中心で今季得点王のマッケンジー封じの鍵も握っている。「自由なプレーをさせないようにプレッシャーをかけたい。今シーズン最後の試合は一番良いチーム状態で終えたい」。熊谷で育った“ストライカー”が、ホストエリアでもある地元へ歓喜を報告する。 

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