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ネッツのアービングがマーベリクスへ トレード要求報道から2日で決着 交換要員はディンウィディーら

2023年02月06日 09:25

バスケット

ネッツのアービングがマーベリクスへ トレード要求報道から2日で決着 交換要員はディンウィディーら
ネッツからマーベリクスにトレードされることになったカイリー・アービング(AP) Photo By AP
 NBAネッツとマーベリクスとの間で5日、トレードが合意に達し、ネッツはカイリー・アービング(30)とベテラン・フォワードのマーキーフ・モリス(33)を放出。マーベリクスからガードのスペンサー・ディンウィディー(29)、フォワードのドリアン・フィニースミス(29)、さらに29年のドラフト1巡目指名権と27年と29年の2巡目指名権を得ることになった。
 スポーツ専門局のESPNが最初に報じ、AP通信なども伝えているもので、交換要員などの付帯条件はトレード期限の9日までに微調整される可能性があるとしている。

 今オフにFAとなるアービングは3日にネッツ側に自身をトレードするように要求したと報じられ、レイカーズが3日と4日に交渉したもようだが合意には達せず、マーベリクス以外にはサンズとクリッパーズが獲得の意思を示していた。

 2011年のドラフト全体トップで指名されたアービングは今季40試合に出場して27・1得点、5・1アシスト。マーベリクスは自身通算4チーム目の在籍球団となる。

 マーベリクスには今季の得点ランク2位で、アービングと同じく球宴先発選手に選ばれているルカ・ドンチッチ(23)がポイントガードとしてプレーしているが、攻撃型の同じポジションとなるアービングをジェイソン・キッド監督(49)がどのように起用するのかが注目されるところ。なお交換要員となったディンウィディーは2016年から5シーズン、ネッツに在籍して19年シーズンには自己最高の20・6得点、6・8アシストをマークしており、これが2シーズンぶりの古巣復帰となる。

 マーベリクスはここまで28勝26敗で西地区全体の6位。6日にジャズ、7日にクリッパーズとそれぞれロードで対戦する。一方ネッツは32勝20敗の東地区全体の4位で、6日にはマーベリクス戦を翌日に控えているクリッパーズと顔を合わせることになっている。

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