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幕下注目の19歳・若碇が追手風部屋出稽古で白熱の35番 出身地を京都市に変更「たぶん親父が…」

2024年02月29日 19:44

相撲

幕下注目の19歳・若碇が追手風部屋出稽古で白熱の35番 出身地を京都市に変更「たぶん親父が…」
追手風部屋に出稽古し、大飛翔(下)らと35番の激しい申し合いを繰り広げた若碇(右)=撮影・前川 晋作 Photo By スポニチ
 大相撲の幕下・若碇(19=伊勢ノ海部屋)が29日、堺市北区の追手風部屋で35番の申し合い稽古を行った。
 兄弟子の小結・錦木(33)とともに追手風部屋へ出稽古。元幕内で幕下の大翔丸(32)、三段目の大飛翔(20)、大翔樹(26)の3人を相手に20番連続を含む計35番の猛稽古で汗を流した。身長1メートル76、体重112キロの小兵ながら、一気に前に出る鋭い出足や力強い投げ、タイミングの良い出し投げなど多彩な技も披露。23勝12敗という勝敗に「まあまあですね。10敗は切りたかったかな」と話しながらも白熱の内容に充実感を漂わせた。

 春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)から、場内アナウンスで紹介される出身地が変更される。これまでは「東京都江戸川区」だったが、父・甲山親方(元幕内・大碇)の出身地「京都市西京区」に変わった。本人は生まれも育ちも東京だが、家族の影響で普段から関西弁を話す。変更の経緯については把握しておらず「僕が知らない間に勝手になってました。たぶん親父が…」と笑った。

 埼玉栄高出身で昨年の初場所初土俵。そこから負け越しなしで東幕下10枚目まで一気に番付を駆け上がってきた。注目の19歳が“準ご当所”の大阪で幕下上位の土俵を盛り上げる。

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