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女子ソフト10年ぶり世界一で凱旋 MVPの42歳上野由岐子「世界に日本の強さを見せることができた」

2024年07月24日 13:37

ソフトボール

女子ソフト10年ぶり世界一で凱旋 MVPの42歳上野由岐子「世界に日本の強さを見せることができた」
優勝記者会見に出席した上野(左は宇津木妙子チームリーダー) Photo By スポニチ
 イタリアで行われたソフトボール女子W杯で、10年ぶり4度目の優勝を果たした日本代表が羽田空港着の航空機で帰国し、記者会見に臨んだ。
 救援で3試合に登板し、決勝の米国戦で胴上げ投手になった上野由岐子投手(42=ビックカメラ高崎)は大会最優秀選手(MVP)を受賞。2日前に42歳を迎えたレジェンドは「日本で最年長としてプレーさせてもらっていますが、世界でも評価してもらえた。一選手としてうれしい受賞だった」と喜びを口にした。

 金メダルを獲得した21年東京五輪メンバーは3人のみ。大幅に若返ったチームはスーパーラウンドで米国に敗れたものの、決勝でリベンジを果たした。予選ラウンド3戦目オランダ戦は、終盤に3点差を追い付いてサヨナラ勝ち。一戦ごとにチーム力を上げていった。上野は「オリンピックの金メダリストとして臨んだW杯で、優勝を求められる中でしっかり結果を残せて帰ってこられた。若いチームですが、世界に日本の強さを見せてくることができたんじゃないかと思います」と感慨を込めた。

 今夏のパリ五輪は不採用だが、28年ロサンゼルス五輪での復帰が決まっている。上野は「この勢いをロサンゼルス五輪につなげていけるようなチームを築いていかないといけない。チームとしてさらに強くなっていけるように精進していきたい」と今後に視線を向けた。

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