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楕円球がつなげた2人の絆 日本も一致団結を

2019年08月18日 05:30

スポーツ

楕円球がつなげた2人の絆 日本も一致団結を
ジャルジャルの後藤(左)と福徳 Photo By 提供写真
 「M―1グランプリ」では優勝こそできなかったものの、決勝に4度も進出したお笑いコンビ「ジャルジャル」。福徳秀介(35)と後藤淳平(35)の2人が知り合ったのは大阪・関大一高のラグビー部だった。中学時代に福徳はサッカー、後藤は卓球をしていた。「サッカー部は強くて全国レベル。レギュラーになれない」と福徳。後藤は「居心地がよさそうだった」。2人とも心機一転、違うスポーツに挑戦する気持ちで、ラグビー部の門を叩いた。
 高校1年の時、試合中に福徳が左鎖骨を骨折。後藤が病院へ付き添い、そこから2人の距離はグーンと縮まった。俊足の福徳はスタンドオフ、足が速くない後藤はロックのポジション。高2春は0―109、高3春は0―130で全国屈指の強豪である大工大高(現常翔学園)に大敗。最後の冬も初戦で東住吉工(現東住吉総合)に6―36で敗れ、花園出場の夢は消えた。強豪校との対戦ばかりで「キャプテンがくじ運、悪かった」と福徳、後藤は声をそろえて笑った。高校卒業後は2人とも関大へ進み、一緒にNSCへ。03年にコンビ結成と、絆は深い。

 前回2015年のW杯イングランド大会。2人とも開幕当初は注目してなかった。「テレビで観てなかった。結果はニュースで知りました」と福徳。「2戦目から生で観戦しました」と後藤。その後はラグビー経験者ということで関連の仕事も増えた。なんばグランド花月で「ラグビー新喜劇」にも出演。今大会は日本代表の初戦となる9月20日のロシア戦(東京スタジアム)から東京・有楽町でパブリックビューイングの仕事に呼ばれる。

 後藤は注目選手として「一緒に仕事したことがある」スクラムハーフの田中史朗(34)と「ピークなのに最後のW杯になる」とWTB・福岡堅樹(26)を挙げた。「前回の大会以上に、見ている者を熱くする戦いを見せてほしい」と後藤。「結果より〝ウワーッ〟と叫んで立ち上がれるような試合に」と福徳は相方同様、日本代表の〝熱さ〟に期待する。15歳の頃から今も続く2人の絆。この2人のように日本代表が一致団結すれば、決勝トーナメント進出も見えてくる。

 ◇ジャルジャル・福徳秀介(ふくとく・しゅうすけ)は1983年10月5日、兵庫県芦屋市出身の35歳。後藤淳平(ごとう・じゅんぺい)は1984年3月20日、大阪府吹田市出身の35歳。関大一、関大の同級生でNSC25期生。03年4月にコンビ結成。
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