大田ら 目を鍛えて1軍へ“視界良好”
2009年01月06日 06:00
野球
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巨人が新たに“目力(めぢから)トレーニング”を導入する。新人合同自主トレでは、10人の新人を対象にフィジカル面の強化とともに、動体視力を鍛えるメニューが加わる。伊藤2軍トレーニングコーチは「今年は新人に動体視力のテストをやる方向です。スポーツビジョンを試してみようということになりました。第1クール中(8~10日)にもやりたい」とプランを語った。
スポーツビジョンと呼ばれる動体視力は、細かく7種類に分類される。それぞれの分野の数値を上げることは、飛球を追う際に広い視野を持つことで接触事故の防止につながったり、打席で低めの投球の見極めが向上するなどの効果が見込まれる。
「データを取るだけで終わらせてはいけない。継続しないとね」と同コーチ。まずは新人を対象に野球のプレーに必要な動体視力の数値を測定し、今後は2軍選手を中心にシーズン中のトレーニングメニューに加えていく予定だ。
ドラフト1位ルーキー・大田は高校通算65本塁打をマークするなど高校生レベルでは抜きんでていた。だが、プロのスピードや変化球の切れなどは高校生とは比べものにならないだけに、動体視力を鍛えることは大きなメリットがある。一般的に視力と定義される静止視力と動体視力には相互関係があり、静止視力が良い選手ほど動体視力の数値も高いという。裸眼で視力1・5の大田は、トレーニングをこなすことで吸収できる効果も高くなりそうだ。
球団初の試みとなる動体視力トレでプロ生活も“視界良好”を目指す。
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