済美・安楽 亡き上甲監督との思い胸に「ドラフト1位」待つ

2014年10月11日 16:39

野球

 23日に行われるプロ野球のドラフト会議で1位指名が有力視される済美(愛媛)の157キロ右腕、安楽智大投手が11日、松山市内で報道陣の取材に応じ「23日は特別な日になる」と胸を高鳴らせた。
 苦楽をともにした同校の上甲正典監督が9月2日に亡くなった。恩師とは高校入学後に全国制覇、球速160キロ、ドラフト1位を約束した。全国制覇と160キロは高校で達成できなかったが、上甲氏が最も切望したのがドラフト1位。「監督さんの夢を背負い、ドラフト1位で選ばれるように願っている」と力を込めた。

 「12球団どこがきても行きたい」と話す剛腕は将来的な大リーグ挑戦への思いも口にした上で「(昨秋の)肘のけがもあって将来性将来性と言われるが、即戦力で1年目からばんばんやってやるんだ、という気持ち」と威勢が良かった。

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