楽天・嶋「優勝こそが震災を風化させないことに繋がる」と誓う

2015年03月11日 09:40

野球

楽天・嶋「優勝こそが震災を風化させないことに繋がる」と誓う
東日本大震災の出来事が風化しつつある現状に危機感を抱いている楽天の嶋
2011年3月11日に起きた東日本大震災から、11日でちょうど4年。宮城県・仙台に本拠地を置く楽天の立花陽三球団社長と嶋基宏選手がコメントを発表した。
 嶋は「東日本大震災から4年が経ち、当時の出来事が風化しつつある現状に強い危機感を抱いています。震災直後から我々選手も、被災地の方々に「勇気や希望」を届けられるように全力でプレーをして来ました。今日という日を迎え、当時の気持ちを思い出し、今まで以上に熱いプレーで『勇気や希望』を届けることを誓います」とし、今季について「我々が優勝すれば東北が注目されます。そのことが東日本大震災を風化させないことに繋がると信じています」と奪冠を誓った。さらに、被災者に向け「私たちは東日本大震災のことを決して忘れておりません。皆さまと共に戦っています。シーズン終了後に、良い報告が出来るように全力でプレーしていきます」と誓っていた。

 また、立花社長は「東日本大震災から4年になります。改めまして、震災によって亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災された皆さま、そのご家族の方々に対し、お見舞い申し上げます」とし、「震災から4年が経過しましたが、東北にある球団として、この出来事を風化させない努力をしていきたいと思います。これからも可能な限りの支援活動を各地で続けて参ります。今年は、一致団結して、ファンの皆さまと一緒に、日本一奪回を目指して闘います。皆さまに勇気や元気を届けていくことが出来れば、嬉しく思います。この時を乗り越え、明るい未来に向けて、ともに前に進んで参りましょう」と誓った。

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