ボンズ氏、大リーグ機構相手に訴訟へ「プレーする機会を奪われた」

2015年05月12日 15:24

野球

ボンズ氏、大リーグ機構相手に訴訟へ「プレーする機会を奪われた」
バリー・ボンズ氏 (AP) Photo By スポニチ
 米メディアは11日、メジャー通算762本で歴代最多本塁打記録を持つバリー・ボンズ氏(50)が、07年シーズン後に自身がプレーする機会を奪われたとして大リーグ機構を相手に訴状を起こす構えでいることを伝えた。
 ボンズ氏は07年シーズンを最後にメジャーリーグの舞台から姿を消したが、08年以降もメジャー最低賃金でも構わないとプレーの続行を希望していた。しかしながら当時、薬物騒動の渦中にいたボンズ氏を各球団は忌み嫌い、契約をしないと談合していたというのが同氏の主張。

 訴えはその談合によって結果的にプレーする機会を奪われ、引退を余儀なくされたというもので、ボンズ氏が実際に訴訟を起こせば、公聴会が開かれ、年内にも何らかの判決が下るという。

 大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーはこの件に関してのコメントを拒否。ボンズ氏の代理人と大リーグ選手会のクラーク専務理事も同様に口を閉ざした。

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