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菅野、新監督に1勝届けた「泥臭くてもとにかく勝つという気持ち」

2016年03月25日 21:49

野球

菅野、新監督に1勝届けた「泥臭くてもとにかく勝つという気持ち」
<巨・ヤ>2回2死三塁、大引を遊ゴロに打ち取りガッツポーズする菅野 Photo By スポニチ
セ・リーグ 巨人3―1ヤクルト
(3月25日 東京D)
 高橋由伸新監督に最初の白星をプレゼントしたのが巨人のエース菅野だった。3年連続の開幕戦マウンド。「今年に懸ける思い、東京ドームで1年間戦い抜くんだという思いを込めて祈った」という右腕の気迫の投球で昨季のリーグ覇者に得点を許さなかった。

 初回こそ3者凡退に抑えたものの、2回には無死二、三塁と大きなピンチを迎える。それでも坂口を浅い左飛、中村を二ゴロ、大引を遊ゴロに仕留めて無失点に切り抜けると7回までスコアボードに「0」を並べた。

 「内容はあまり良くなかったですけど、泥臭くてもいいのでとにかく勝つという気持ちを忘れずにマウンドに上がると言い続けていた。勝てたので良かったです。」と菅野。3年連続の開幕戦勝利は93~96年に4年連続勝利した斎藤雅に次ぎ球団2人目の快挙となった。

 高橋新監督を迎えたシーズン。エースは「勝つしかないと思っているので、しっかり1年間戦い抜いてどんな厳しい状況でも常に立ち向かっていきたいと思います」と力強く宣言した。

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