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【宮城】志津川の三浦雄一郎 投打で意地、適時打にリリーフの奮闘

2016年07月17日 19:40

野球

【宮城】志津川の三浦雄一郎 投打で意地、適時打にリリーフの奮闘
<志津川・東北>4打数2安打と奮闘した志津川・三浦雄一郎
第98回全国高校野球選手権宮城大会3回戦 志津川5―7東北
(7月17日 コボスタ宮城)
 13年5月23日に世界最高齢の80歳でエベレスト登頂に成功した登山家でプロスキーヤーの三浦雄一郎氏と同姓同名の志津川・三浦雄が投打で意地を見せ、優勝候補の東北を苦しめた。

 自身の名前は三浦氏にちなんだものではないというが「同姓同名で誇らしいです」という。6点を追う7回無死満塁、強烈な遊ゴロで敵失を誘い、その間に2者が生還。反撃の口火を切ると、その裏から2番手投手としてマウンドに上がり、2イニングを1安打1失点に抑えた。4点ビハインドの9回、1死二塁から左越え二塁打を放ち、続く久保田の右中間適時打で生還。「後ろにつながってくれれば、という気持ちだった。諦めずに気持ちだけで打った」と三浦雄。今春東北王者を慌てさせたが、あと2点及ばなかった。

 それでも2安打&好救援の三浦雄は「組み合わせが決まったとき、東北にはびびっていた部分もあったが、今日は粘り強さを見せられた。支えてくれた人に全力プレーを見せられて、恩返しができた」と胸を張った。昨夏は同じコボスタで、4回戦で仙台育英に1―11(5回コールド)で敗退。今年も強豪の前に涙をのんだが、最後まで猛追し、成長の跡は示した。

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