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インディアンス PS6戦6勝で王手 ドローン負傷男出血降板吹っ飛ばす

2016年10月19日 05:30

野球

インディアンス PS6戦6勝で王手 ドローン負傷男出血降板吹っ飛ばす
<ブルージェイズ・インディアンス>最後を締めたインディアンスのミラー(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦 ( 2016年10月17日    トロント )】 インディアンスが大リーグ史上5度目のポストシーズン初戦から6戦6勝で、19年ぶりのリーグ優勝に王手をかけた。
 先発バウアーが趣味の小型無人機ドローンで負傷した右手小指の傷口から出血が止まらず、初回2死一、二塁でまさかの降板。その後、6人の投手を小刻みにつないで相手打線を2失点に抑えたテリー・フランコナ監督は「(負傷降板は)予想外だったが、救援陣が最高の働きをした。誰かがつまずいていたら負けていた」と称えた。

 圧巻は左腕ミラーだ。今季初めて7回から登板した守護神アレンの後を受け、8回2死から1回1/3を無失点、3奪三振。今ポストシーズンは5試合、9イニングを投げて無失点で、奪三振数は驚異の20。全投手が奪った各アウト数が5以下で勝利したのはポストシーズン史上初の快挙で、ミラーは「ケガは不運だったが、チームの立ち直る力を示せた」と満足げだった。

 ▼ブルージェイズ、ジョン・ギボンズ監督 相手の継投策が素晴らしかった。厳しい状況だが、過去にここから逆転した例もある。

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