【大野豊の大分析 日本ハム編】札幌で“らしさ”取り戻せるか

2016年10月24日 11:34

野球

【大野豊の大分析 日本ハム編】札幌で“らしさ”取り戻せるか
<広・日>6回無死二塁、丸の送りバントを一塁に悪送球する増井。右は大野 Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2016第2戦 ( 2016年10月23日    マツダ )】 日本ハムは、2試合とも特長や長所を出せずに終わった。打線はつながりや巡り合わせも悪く、機動力も使えていない。
 4番・中田は2安打したとはいえ復調を感じさせる当たりではなかった。打ちたい気持ちが強すぎボール球にも手を出す。中田に限らず、どこか気のない空振りが目立つのもタイミングが合っていないからだ。

 早く本来の姿に戻らねば、ズルズルいってしまう。ただし、短期決戦とはいえ流れはある。本拠地・札幌に帰り、慣れた空気と地元大観衆の下で自分たち「らしさ」を思い出すかもしれない。開き直るという姿勢ではなく、取り戻すという考え方でいくべきだろう。(スポニチ本紙評論家)

おすすめテーマ

2016年10月24日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム