2メートル1の巨人ドラ7廖任磊が来日 由伸監督と対戦熱望?

2016年11月04日 05:30

野球

2メートル1の巨人ドラ7廖任磊が来日 由伸監督と対戦熱望?
ドラフト7順目で指名を受け台湾から来日し自動販売機と背比べする廖任磊
 規格外の大きさだ!巨人が先月20日のドラフト会議で7位指名した台湾出身の廖任磊(リャオ・レンレイ)投手(23=台湾・開南大)が3日、羽田空港着の航空機で来日した。2メートル1の怪物右腕が姿を見せると、周囲は騒然。パイレーツのマイナーでプレー経験がある最速152キロの「原石」は、20日に台湾で行われる「台湾OB選抜対巨人軍OB選抜」のチャリティー試合(台中インターコンチネンタル球場)で初対面を果たす高橋由伸監督(41)との対戦にも意欲を示した。
 祝日の羽田空港到着ロビー。2メートル1、125キロの巨体をグレーのスーツに包んだ廖任磊が姿を見せた。まだ無名の巨漢に、待ち受けたカメラマンが次々とシャッターを切った。居合わせた利用客は「誰?」と言いながらも、とりあえず携帯のカメラで撮影。それほどまでに目立っていた。

 「台湾から来ましたリャオです。緊張しています。今はうれしいですが、頑張っていきたい」。高校3年間を岡山・共生で過ごした右腕は、流ちょうな日本語で答えた。

 今回の来日はジャイアンツ球場などの施設見学が主な目的。数日間の滞在で台湾に戻るが、すぐに高橋監督と対面する機会もある。20日に台中市で行われるチャリティー試合で、当日は廖任磊も球場を訪問。試合に出場する指揮官とのサプライズ対戦も期待されるが「(対戦する時は)緩めの真っすぐで打たせるでしょう。選手なら(力強い)真っすぐを投げますけど」と、ちゃめっ気たっぷりに笑わせた。

 高橋監督以外にも、ソフトバンク・王貞治球団会長や原辰徳前監督らも参加予定。廖任磊が「日本のプロ野球界の名門」と表現した巨人の名だたるレジェンドたちが集結する。長身から投げ下ろす最速152キロの直球を武器とする右腕が、投球を披露することになれば、さらに話題を呼びそうだ。

 「4年ぶりですかね?」という日本。好きな食べ物を問われると、迷わず「焼き肉です」と答えた。憧れの選手には、こちらも即答で今季限りで現役引退した広島・黒田を挙げた。異国の地で成功を目指す自らを重ねるように「高校の時から見ていた。日本でも、アメリカでも凄かった。凄い投手」と目を輝かせた。

 指名時には「謎の巨人」と騒がれた右腕。その一挙手一投足に注目が集まっている。 (川手 達矢)

 ◆廖任磊(リャオ・レンレイ)1993年8月30日、台湾生まれの23歳。共生高3年時の11年夏に、岡山大会8強。卒業後、14、15年はパイレーツのルーキーリーグでプレー。今年6月に台湾・開南大を卒業。昨年、台湾ウインターリーグに台湾アマ代表で出場し、チーム最多10試合の登板。4セーブ、防御率1・50で優勝に貢献。2メートル1、125キロ。右投げ右打ち。

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