守護神渡さん!マテオ超本気 自宅庭に日本流マウンド
2017年01月22日 05:50
野球
首都サントドミンゴから、車で約1時間の距離にそびえ立つマテオの自宅。関係者によると、その広大な敷地内で昨年12月上旬から、ある工事が始まったという。大量の土が運び込まれ、丸く成形されていく。マウンドだ。しかも普通のマウンドではない。わざわざ日本のマウンドに似た軟らかい土を取り寄せ、傾斜も緩やかに設定。さながら日本の球場のマウンドを、自宅敷地内に再現したというわけだ。
もちろん理由がある。来日1年目の昨季は開幕から守護神としてフル回転。だが5月に異変が生じた。メジャーの硬くて傾斜が急なマウンドに慣れた投げ方が、日本の軟らかく傾斜の緩やかなマウンドには合わず。股関節付近に違和感が生じてしまった。それでも無理に上半身の力に頼った投球を続けた結果、右肩関節炎も併発。本来のパフォーマンスを発揮することができなかった。その克服のため、自宅に「日本流マウンド」を再現したというわけだ。
今オフは「肩を休ませたい」との理由で例年、参加していたドミニカ共和国のウインターリーグには出場せず。その代わり、自宅に作った特製マウンドで練習を積み重ねる算段という。自宅にはウエートトレーニング施設も充実しており、自主トレ環境は万全だ。
来日1年目の昨季は慣れない環境に苦しんだにもかかわらず、52試合登板1勝3敗20セーブ、防御率1・80と存在感を発揮。ということは課題を克服して臨む2年目は、さらなる成績の上積みが期待できる。守護神として起用するなら、30セーブ以上を皮算用してもよさそうだ。
今季からは同郷のメンデスが新加入。ドリスも再契約が濃厚だ。ライバルは多いが、マテオは親しい関係者に「メンデスとは同じドミニカ出身で良きチームメートであるが、良きライバルでもある。抑えのマウンドを譲るつもりはない」と豪語しているという。そのために「日本流マウンド」まで作った。メンデスにも、ドリスにも、そして藤川にも譲らない―。最終回のマウンドも、手に入れるつもりだ。
おすすめテーマ
2017年01月22日のニュース
特集
野球のランキング
-
ラミ監督 Vロードは新潟発!「一番いい投手出す」
-
岡田 黒田氏直伝の動く新球「ストレートチェンジ」で勝負
-
掛布2軍監督、守備にこだわる!2年目の春も“イズム”満載
-
杉浦デレデレ 紺野アナは「誠実」「マイナスなところがない」
-
-
福留 目指すは不惑の金本超え!打率・307、27発108打点
-
守護神渡さん!マテオ超本気 自宅庭に日本流マウンド
-
正義のストレート絶賛 元G入来コーチ「上原よりいい」
-
楽天ドラ1藤平は1軍スタート 梨田監督「見たい」投手枠増設
-
ロッテドラ1佐々木“出世番組”で高校先輩アンジャッシュと共演
-
中田ムキムキ「リアル・キン肉マン」だ!早くも理想体重
-
大谷 アリゾナキャンプの時差ボケ対策は「特にない」
-
内海 術後ハンデない「1年前よりもいい状態」
-
巨人新人15選手におしゃれ講座 お手本はハム大谷
-
岡本が初外野守備「景色が違うので難しい」
-
坂本勇らグアムから帰国 WBCへ「100%で臨むだけ」
-
岸、キャンプ初日からブルペン 西武時代から恒例
-
楽天 スローガンに新規参入05年以来の「東北」
-
星野副会長が岸に貯金期待 22日に70歳誕生日
-
西岡 復帰時期は「まだまだ」プレーヤーとして進化目指す
-
吉田正“オトコ前”全開 将来的に男性限定イベントも
-
オリックス2軍バス新調 3000万円の「特別仕様」
-
「長くやれる選手に」工藤監督が正義にエール
-
高知県高野連が「体罰根絶宣言」全国初の取り組み
-
青木、 新背番号「3」 3度目WBCで3回目の世界一へ
-
青木、 野球教室で豪快柵越え 小学生に助言「体の近くで打て」
-
上原が侍に助言 米国行ったら球の感覚変わる
-
ダルビッシュが強調“レンジャーズ愛”「ちゃんと恩返ししたい」
-
Iロッドの「7」レンジャーズ永久欠番発表
-
WBC前回覇者のドミニカ共和国にバティスタ参戦