マー君 こだわりの新作グラブ 投球時の左手の動き重視

2017年02月23日 06:45

野球

マー君 こだわりの新作グラブ 投球時の左手の動き重視
新作グラブを左手に投球練習を行う田中 Photo By スポニチ
 ヤンキース・田中のオープン戦初登板が2月28日(日本時間3月1日)のタイガース戦に決まった。米1年目の14年の3月1日を上回り最速登板。この日はブルペンで26球を投げたが、その様子を見守ったのが、ミズノ社のグラブ職人・神路雄祐氏だ。
 投球時の左手の動きを重要視する田中にとって、グラブは重要なギアで、「田中選手の特徴は左手を引く際“握りつぶす”のでなく、親指と小指が付くように“つかむ”感覚を大事にしている」と同氏。新作は、昨季に比べウェブ(網の部分)上部の材質をより開閉しやすいものに変えた。米2年目から左端のスポットに、薬指と小指の2本を収める形に変更。2本の指は同じ箇所に入れるのではなく、内部で分かれるように特注してある。「力の入り方、握り方で、こうはめた方が力が入りやすいかなと思ってやっています」と話す田中は頼れる相棒を手に、白星もつかみとる。(タンパ・後藤 茂樹)

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