ロサリオ 7日紅白戦で待砲デビューへ 4番DH濃厚

2018年02月07日 05:30

野球

ロサリオ 7日紅白戦で待砲デビューへ 4番DH濃厚
7日の“出陣”を前に、金本監督(左)と話し込むロサリオ Photo By スポニチ
 豪快なスイングが見たい!7日の紅白戦で実戦デビューを控えた阪神の新外国人のロサリオに、はやる雰囲気はなかった。虎ファンからすれば、どうしても“来日1号”という最高の結果を求める初実戦。注目の男はどっしりとしていた。
 「明日、明日」

 帰り道で残した言葉はこれだけだ。キャンプ初日から打撃練習の度に柵越えの数や飛距離が注目され、評価も期待度も日々上昇。調整の段階はいよいよ実戦での打席へと進み、「4番DH」での登場が濃厚だ。

 最初の対戦相手は既に先発投手として公表されている小野か才木。2人とも2年目を迎える若手有望株だ。片岡ヘッド兼打撃コーチは「“日本のピッチャーをなるべく見てみたい”と言っていたからね」と助っ人砲に代わってテーマを掲げた。

 紅白戦はもちろん、オープン戦でも金本監督は全試合出場の方針を決めている。しかも「どうせバレるんだから」とセ・リーグ相手にも隠さない考え。今日の初陣も他球団の007の前に堂々とさらすつもりだ。

 最終調整だった第2クール初日のフリー打撃では50スイングで8本の柵越え。打ち終わった後は片岡コーチと踏み込む左足について身ぶりを交えて約10分も意見を交わした。「いい時はこうなっていて、悪い時はこうだと本人は分かっている。その辺をちゃんとチェックしておいてくれよと言っていたね」。打席内でのチェック項目をコーチに伝え、試運転に備えた。

 2番手以降では岩貞や石崎らと対戦の可能性があり、藤浪との顔合わせは避けた。主戦投手と4番候補があえて“つぶし合う”必要はないとの首脳陣判断だ。平昌五輪は開幕直前。期待の新助っ人砲も金メダル級のインパクトを残してくれるはずだ。

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