明徳・馬淵監督「打てなくても勝てる」市川“仮想・中央学院”で圧巻8K完封

2018年03月18日 05:30

野球

明徳・馬淵監督「打てなくても勝てる」市川“仮想・中央学院”で圧巻8K完封
滝川二を2安打で完封した明徳義塾の市川 Photo By スポニチ
 【練習試合   明徳義塾(高知)2―0滝川二(兵庫) ( 2018年3月17日    滝川二グラウンド )】 今秋ドラフト候補の明徳義塾・市川悠太投手(3年)が「仮想・中央学院」で完璧リハだ。練習試合・滝川二戦に先発し、被安打2の8奪三振で完封した。投打二刀流の大谷擁する中央学院(千葉)との選抜初戦に向け、この日は各打者の内角を攻めるテーマを自らに課した。既に対外試合は4度目の完投。最速145キロ右腕は「初回から直球とスライダーが切れていた」と手応えを示した。
 視察した中日の米村明チーフアマスカウトは「ピッチングを知り尽くしているし、高校生の打者なら手に負えないだろう。(今秋ドラフトで)3位までに消えるのでは」と評価した。馬淵史郎監督も「市川は打たれる気がしなかったね」と満足顔。打線は7安打と低調だったが「打てない時こそ、投手を中心にしっかり守る。打てなくても勝つ。そういう練習はしているからね」と不敵に笑った。

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