新井氏、金本氏との思い出語る「首根っこをつかまれてトレーニングした」

2018年12月12日 09:23

野球

新井氏、金本氏との思い出語る「首根っこをつかまれてトレーニングした」
新井貴浩氏(左)から花束を受け取り、笑顔の金本知憲氏(撮影・北條 貴史)    Photo By スポニチ
 【金本知憲氏野球殿堂入りを祝う会 ( 2018年12月11日 )】 山本浩二氏、川藤幸三氏、阪神・矢野監督、新井貴浩氏の4人が金本氏を交えて壇上でトークショーを行った。金本氏のプロ入りの広島監督だった山本氏は「最初のキャンプでは、技術的にも大したことなくてあまり印象がなかった。でもオープン戦で初めて代打に出したらツーストライクと簡単に追い込まれてからファウル、ファウルで粘って四球を勝ち取った。そこから強化指定選手にした」と思い出を語った。東北福祉大時代を振り返った矢野監督も「カネもっちゃんは力はあったけど、その他はとても上手いとは言えなかった」と続けた。
 広島時代から弟分の新井氏は「僕は楽してしまう人間なのでオフでも首根っこをつかまれていっしょにトレーニングしたことが大きかった」と感謝。07年オフにFA宣言して阪神入りした際も金本氏からは「オレは誘ってないで」と明かされたが、「でも、あの時は、もう一度、金本さんといっしょにプレーしたかったんです」と一番の理由に挙げていた。川藤OB会長は「カネにはまた、OB会に出席してもらって、どうしたら強くなるか、きたんの無い意見を聞かせてほしい」とお願いしていた。

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