日本ハムのドラ2・野村 イースタンLで初本塁打&猛打賞 初観戦の母も拍手

2019年03月21日 16:30

野球

日本ハムのドラ2・野村 イースタンLで初本塁打&猛打賞 初観戦の母も拍手
日本ハムの野村 Photo By スポニチ
 【イースタン・リーグ   日本ハム3―0ヤクルト ( 2019年3月21日    鎌ケ谷 )】 日本ハムのドラフト2位・野村佑希内野手(18)がバックスクリーンへプロ1号をマークした。
 「6番・三塁」で先発すると2回に中前打、4回にも中前へ。初のマルチ安打で迎えた6回、ヤクルト岩橋慶侍投手(27)の2球目をバックスクリーン右へ運んだ。ルーキーの先制ソロでチームも3―0で快勝した。

 今までの3試合は11打数1安打とプロの壁に苦しんでいたが、4試合目で爆発。「久々のホームランだし、うれしい。木(製バット)の難しさがあったけど、しっかり捉えることができました」。プロでは練習試合も含め初体験の柵越え。昨夏の第100回全国高校野球選手権・2回戦(8月14日)横浜戦で高校通算58号を及川(およかわ)から放って以来の感触を喜んだ。

 スタンドで見守っていた母・洋子さん(47)も手を叩いた。「プロは初めての応援でしたけど、来たカイがありました」。群馬県から駆けつけた疲れなど吹き飛んでいた。

 打率は・266まで上昇。とはいえ目標は1軍定着、そして23年完成の新球場の顔を目指しているだけに満足はしていない。試合後も約30分、走塁練習でたっぷり汗を流していた。

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