マー君 3勝目懸け26日先発、相性抜群の敵地エンゼルス戦も油断なし

2019年04月25日 12:14

野球

マー君 3勝目懸け26日先発、相性抜群の敵地エンゼルス戦も油断なし
ヤンキースの田中(AP) Photo By AP
 ヤンキース・田中将大投手(30)は25日(日本時間26日午前10時7分開始)の敵地でのエンゼルス戦に3勝目を懸けて先発する。24日(同25日)はショートダッシュやキャッチボールなど、登板前日のルーティンを入念にこなした。
 「毎年のように対戦しているチーム。対戦したことが全くない打者は少ないので、イメージはしやすいです」

 エ軍とは通算6試合で3勝0敗、防御率1・59。特に敵地では3試合で2勝0敗、同0・89と抜群の相性を誇る。メジャーでは計22球場で投げてきたが、防御率が1点台を切っているのはここだけ。「確かにいいイメージはありますけど。まあでもそこは、そんなに意識とかはないですかね」とあくまで自然体で、打者との勝負に集中する。

 中軸では、マイク・トラウト外野手とは13打数4安打の打率・308ながら、長打は一本も許さず5奪三振。アンドレルトン・シモンズ内野手とは12打数4安打の打率・333で、昨年5月27日の対戦では左越えソロを浴びた。アルバート・プホルス内野手は12打数3安打の打率・250で、こちらも長打は一本も許さず4三振を奪っている。

 ここ数試合は決め球の一つスプリットの精度を欠いた。「スプリットの精度は満足する登板は(今季は)1試合もない。修正方法は毎回いろいろ変えながら、こうかな?次はじゃあこうかな?という感じではやっている。それがはまればいいし、はまらなければまた考えます。試合中に」。前回20日のロイヤルズ戦もスプリットの出来は悪かったが、そこに頼らず7回4安打1失点で2勝目を挙げた。まずはスプリットの修正に努め、難しければ対応可能な他の引き出しを探り、相手打線に対する。(アナハイム・後藤 茂樹)

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