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東洋大 サヨナラで勝ち点4 2季ぶりVへ前進 途中出場の津田が殊勲打

2019年05月15日 14:16

野球

東洋大 サヨナラで勝ち点4 2季ぶりVへ前進 途中出場の津田が殊勲打
<東洋大・立正大>9回1死二塁 サヨナラ適時打を放ち喜びを爆発させる東洋大・津田(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【東都大学野球春季リーグ戦 第4週3回戦   東洋大2―1立正大 ( 2019年5月15日    神宮 )】 東洋大がサヨナラで立正大を下し、勝ち点を4とした。2季ぶりの優勝へ、自力優勝の可能性を残した。
 同点の9回、途中出場の津田翔希内野手(4年、浦和学院)が逆方向となる右越えへ決勝打。立正大のエース糸川亮太投手(3年、川之江)のチェンジアップをとらえた。「ボールは見えていた。糸川投手のウィニングショットはチェンジアップ。1球は来るかなと思っていたら、浮いてきたので思い切り打った結果。一番良い所で打てて勝ち点を取れた」と喜んだ。

 打撃不振でスタメン落ちしていたが、優勝に向けて絶対に落とせない一戦で大仕事。杉本泰彦監督は「ボールを見るのが巧い打者。練習では調子は戻ってきていた。良く打った」と称えた。
 緊急事態にも慌てなかった。高校の後輩でもある諏訪賢吉内野手(3年、浦和学院)が7回の守備で併殺打を処理した際、足を負傷。ピンチをしのぐ大きなプレーだったが、その直後の攻撃で右翼線二塁打を放った後に痛みが出て交代した。津田は急きょの諏訪のミットを借り、「小学生以来」という一塁へ。普段の練習でも一塁はやっていなかっただけに「正直ボール来ないでほしいと思っていた」と苦笑い。それでも高校時代は守備の名手としてU―18代表入りした実力派。「守備には自信がある」と無難にこなし、劇勝につなげた。

 2季ぶりの優勝へ前進。「これを次にしっかりつなげたい」と引き締めていた。

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