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巨人・菅野まさかの自己最悪4被弾10失点 原監督「本来の姿ではない」

2019年05月16日 05:30

野球

巨人・菅野まさかの自己最悪4被弾10失点 原監督「本来の姿ではない」
6回2死一塁、大山(右)に2点本塁打を浴び、1試合4被弾にぼう然の菅野(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人8―13阪神 ( 2019年5月15日    東京D )】 巨人・菅野は口を真一文字に結んで、ゆっくりとベンチに向かった。5回2/3で11安打を浴び、自己ワーストの4被弾、10失点(自責7)で降板。「現状を受け止めるしかない。これをただの1敗にしてはいけない」と唇をかんだ。
 抜群の制球力が影を潜めた。3ボールとなる場面が9度もあり、甘く入った球を痛打された。2回までに5失点も続投を志願。しかし、通算防御率1・65で14勝7敗と得意の阪神相手に、6回途中でマウンドを降りた。

 5失点以上が今季はすでに3試合目。被弾は両リーグワーストの13。原監督は「誰にでも壁は来るわけですから、乗り越えないといけない」と巻き返しに期待した。チームは今季初の4連敗。首位はキープしたが、1ゲーム差に4チームがひしめく。混戦から抜け出すには、エースの復調が不可欠だ。

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