ソフトB明石、今季5度目の決勝打 若手中継ぎ陣が奮闘「打撃に良い流れが来た」

2019年08月19日 05:30

野球

ソフトB明石、今季5度目の決勝打 若手中継ぎ陣が奮闘「打撃に良い流れが来た」
7回1死二塁、適時二塁打を放った明石はガッツポーズ(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク5―4西武 ( 2019年8月18日    ヤフオクD )】 ソフトバンク・明石がまた勝負強さを発揮した。7回に同点に追いつき、なおも1死二塁のチャンス。2ストライクと追い込まれながらも、西武・十亀が投じた3球目のフォークをうまく拾った。右翼線へ適時二塁打。今季5度目の決勝打となった。
 「3打席目まで僕のところでストップしていたので4打席目は何とかと思っていた。低めを振っていたのでゾーンを上げて。引っ掛かって良いところに飛んでくれた」

 若鷹の奮闘にプロ16年目のベテランが応えた。6回に甲斐野、7回に高橋純が6者連続三振を奪って流れをつくった。高橋純は15日の楽天戦(楽天生命パーク)の延長11回、2者連続の申告敬遠での満塁策から決勝打を許してプロ初黒星を喫していた。「純平が3人でリズム良く終わってくれた。仙台でいろんな気持ちがあったと思うので。良いピッチングしてくれて、打撃に良い流れが来た」。11日の日本ハム戦以来のV打で力投に報いた。

 前日17日の愛妻の誕生日には3号3ランを放った。祝砲は最高のプレゼントになったようで「喜んでいた」と目尻を下げた。ただホームランボールは行方不明のまま。「ボールが戻ってきたという話は僕まで来ていないので…」とファンへ“猛アピール”した。

 残り30試合。2年ぶりのリーグ制覇へ、勝負どころで輝くベテランの存在は頼もしい。

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