中日 田島、史上6人目の100セーブ&100ホールドへ 心の奥底で目指す守護神復活
2019年12月21日 09:00
野球
30代となれば中堅どころ。田島にとって来季、目指す大きな目標があるのはモチベーションを上げる一つの要素になるはずだ。
「100セーブ、100ホールドは数字上、目指せるところにある。目標ですよね」
100セーブ、100ホールドの“ダブル100”は日本人では上原浩治(元巨人)、武田久(元日本ハム)、藤川球児(阪神)、平野佳寿(ダイヤモンドバックスからFA)、増井浩俊(オリックス)の5人しか達成していない。
田島は19年終了時点で75セーブ、97ホールド。6人目の偉業達成には25セーブ、3ホールドの上積みが必要になる。ホールドは登板状況次第で記録されるが、セーブは勝ち試合でなければならない。必然的に勝ちパターンに登板し、さらに25セーブという数字を考えれば、抑え役を担わないと達成が難しい。
「来季、どのポジションになるのかも分からないですけど、チームが勝つようにどうにか力になって、7年連続Bクラスから脱出したい」。控えめに話すが、心の奥底では守護神復活を目指しているはずだ。
中日は今季、鈴木博、R・マルティネス、岡田の3人が抑えを務めた。だが、絶対的と呼べる存在には誰もなれなかった。来季に向けては、成長著しい藤嶋も争いに名乗りを上げている状況だ。
かつての守護神は輝きを取り戻せるのか。来季も9回のマウンドを巡って激しい競争が繰り広げられそうだ。(記者コラム・徳原 麗奈)
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