阪神・糸原 キャプテン2年目、もっとチームのために“鳥イズム”継承!
2020年01月20日 05:30
野球
「去年は全試合出場の自分の目標にこだわりすぎて、あまり良い結果が出なかった。キャプテン2年目の今年は、勝ちたい気持ちを第一に、去年以上に強く持っていきます。それが自分の成績にもつながってくると思う」
入団3年で352試合に出場。順調に実績を重ねてきたからこそ至った領域だろう。プロとして個人の数字を意識するのは必然だが固執しすぎると弊害を招きかねない。「気持ち的に自分自身にプレッシャーをかけてしまった」と振り返るように昨季の打率は18年の・286から267に。安打数も打席数の減少に連動して152本から131本に減った。「自分の成績にこだわり過ぎずにやれば絶対良い結果になると思う」と、思考に打開策を見出している。
チームを率いる上でのお手本が鳥谷だ。主将を務めていたのは入団する前の16年まででも、その背中に多大な影響を受けてきた。「試合の準備だったり、見習うところばかりで自分たちのプラスになった。次はぼくたち若い選手が引っ張っていかないといけない」。社会人卒4年目の27歳。今度は自分が背中で示してチーム力の底上げを促すつもりだ。
とはいえ“チームが勝てば良い”というキレイゴトではない。12月は広島のトレーニングクラブ「アスリート」で筋力強化に徹し、1月からは技術練習や体のスピード、キレの向上に重点を置いて汗を流している。「どれだけ筋肉を付けても動かなければ意味がない。自分の体をしっかりコントロールできるようなトレーニングができているので、順調だと思います」。勝利の追求という使命があるからこそ、自己の向上に尽力できている。
JX―ENEOSのグラウンドで約4時間、ウエートトレーニング、ノック、ティー打撃などでみっちり鍛え上げた。きょう20日に自主トレを打ち上げて帰阪し、キャンプインに向けた調整の最終段階に入る。(巻木 周平)
おすすめテーマ
2020年01月20日のニュース
特集
野球のランキング
-
広島キャンプメンバー振り分け発表 中村奨成初1軍スタート 菊池涼、長野らは2軍
-
中日、ドラ5岡林は外野手登録に 高校通算21発&最速153キロの二刀流
-
原監督 岡本の「4番・三塁」定着に期待「信頼は昨年の今よりはるかに大きい」
-
広島・佐々岡監督 必勝祈願で日本一宣言「一体感を持って戦いたい」
-
-
広島・大瀬良 黒田氏、マエケンから受け継ぐ“エース道” 形を変えながら次世代へと…
-
【20年版球界新士録(6)】ロッテ3位・高部 恩師、亡き弟、朗希に「感謝」新人王へひた走る
-
ロッテ・ドラ1朗希、大器の証明“マー君&大谷型”だった!「4スタンス理論」受講で判明
-
中日・根尾 1軍スタート決定!2年目ドラ1「アピールして開幕1軍」目標キッパリ
-
中日ドラ1・石川昂は2軍スタートも「キャンプで1軍に上がれるよう頑張ります」
-
巨人・小林 巻き返しへ「キャンプインには100%の状態で」おしゃれ度も全開
-
巨人ドラ2・太田、2度目ブルペン入り「安定していた」
-
楽天・牧田 5色ボールで球速アップ!同じサブマリン・ソフトB高橋礼にテンポも負けん!
-
楽天・牧田 大地&涌井らと春季キャンプ1軍スタート
-
西武ドラ1・宮川“曲芸高速カーブ”130キロ台縦にストン!!清川コーチ絶賛「いい球」
-
西武・岡田 術後初送球練習「いい感じでした」と笑顔
-
ヤクルトドラ1・奥川、ライアンに弟子入り 憧れ先輩に「プロの世界聞きたい」
-
日本ハム・栗山監督 セオリー無視の“サプライズ采配”予告
-
日本ハム・吉田輝 奥川に睡眠のススメ 自身は「今年は開幕からしっかりやりたい」
-
阪神・糸原 キャプテン2年目、もっとチームのために“鳥イズム”継承!
-
阪神・矢野監督 恩師・高木守道氏を悼む「急なことでビックリした」
-
阪神・近本 連続盗塁王へピッチ走法極める!回転数が鍵 理想は桐生
-
ソフトB甲斐、世界一のタコライスに誓う五輪金「獲らないといけない」
-
広島・山口 ボクシングトレで球速アップだ!球団高卒初の新人王狙う
-
ロッテ・ドラ1朗希「ここでプレーを」1軍でZOZO“帰還”誓った 20日からはロッテ浦和でトレ
-
オリックス・ドラ3村西、新人ブルペン入り一番乗り 70試合登板目標
-
DeNA・勝又 1軍登板へマエケン流トレ「一瞬でしたがオーラを感じた」
-
レッズ・秋山 野球人口拡大へ「0を1にする」 指導のあり方にも言及
-
アストロズがファンイベント アルテューベ、サイン盗みの名誉挽回誓う
-
ブルージェイズ・山口俊 ファン感謝祭に初参加 写真撮影コーナーには長蛇の列も
-
上原氏 古巣・Rソックスのファンイベント参加「13年の優勝があったから、今がある」
-
元プロ山崎まり、埼玉西武レディース第1回セレクション参加「新たな一歩に」