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阪神・小野 先発で再出発、2軍練習試合で5四死球も「真っすぐで押せたのはよかった」

2020年03月23日 05:30

野球

阪神・小野 先発で再出発、2軍練習試合で5四死球も「真っすぐで押せたのはよかった」
<中2軍・神2軍>阪神先発・小野は4回1失点のピッチングを見せた(撮影・平嶋 理子)                                     Photo By スポニチ
 阪神・小野が先発で再出発を切った。中日との2軍練習試合で5四死球を与えながらも、4回2安打1失点と試合はつくった。
 「(先発は)久々の感覚だった。真っすぐで押せたのはよかったと思う」

 初回の大ピンチを切り抜け、リズムをつかんだ。先頭・遠藤への死球から無死満塁。だが、ルーキー・石川昂をこの日最速となる147キロで一飛に仕留めると、続く育成のシエラは一ゴロ併殺打でしのいだ。3回も先頭から3連続四球を与える制球難に陥ったが、併殺崩れによる1失点のみ。降板後には自主的にブルペンでの投球練習に励み「長いイニングを投げられるように意識した」と先を見据えた。

 先発は2月20日の楽天戦以来だった。2回2失点と精彩を欠き、3月からは中継ぎに配置転換された。オープン戦では2試合に登板したが、8日の巨人戦で1回3失点。翌9日から2軍に合流していた。開幕ローテーション争いには加われていないが、有事に備え、虎視眈々(たんたん)と1軍の座を狙う。(長谷川 凡記)

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