明豊・川崎監督「優しさが生徒の心を前に進める」OBのソフトB・今宮も「うれしい」

2020年06月11日 05:30

野球

 【「2020年 甲子園高校野球交流試合(仮称)」実施 】 昨春選抜大会4強、昨秋の九州大会でも優勝した大分の明豊に、3カ月遅れの“春”がきた。
 川崎絢平監督は「関係者の努力のおかげだと思います。こういう機会を設けていただき、ありがたい。全てが報われるわけではないと思いますが、こういう優しさが、生徒の心を前に進める。(選手も)温かい気持ちになるのでは。保護者の方々も報われるのでは」と話した。

 コロナ禍で制限されていた練習も、現在は通常の強度に回復。対外試合を週末中心に行って調整していく予定だ。「元気にハツラツと駆け回る姿を想像しています。1試合だけなので、希望としては強いところとやりたいです」と、九州屈指の強豪校を率いる指揮官は力を込めた。

 ▼ソフトバンク・今宮(明豊OB) 今回、選抜高校野球大会の救済措置として交流試合が開催されると聞き、球児たちの夢がこのような形で実現できることは、とてもうれしく思っています。甲子園は大きく言えば、人生が変わる場所。仲間とともに戦い、そこで深まった絆はやっぱり今でも大きく、僕にとっては凄く大事な場所です。1試合だけではありますが、甲子園で思い切ってハツラツしたプレーを楽しんでほしいです。

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