広島・遠藤 波乱万丈の学生時代…両親に感謝の手紙

2020年07月13日 05:30

野球

広島・遠藤 波乱万丈の学生時代…両親に感謝の手紙
<中・広>6回を1失点に抑え、今季初勝利を挙げた遠藤(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島7―2中日 ( 2020年7月12日    ナゴヤD )】 【記者フリートーク】中学時代までの遠藤は、先生が手を焼くほどにやんちゃだった。迷惑をかけては、母親から正座での説教を受け、父親からは「野球をするなら私生活もしっかりしなさい」と怒鳴られた。この少々乱れた反抗期がプロ入りへの転機となる。
 「中学のときにいろいろあったけど、両親への感謝が消えることはなかった。だから、高校3年間でちゃんと野球に取り組もうと思い直しました」

 高校での寮生活などを経て改心。母・美江さんの誕生日には、高3とプロ1年目の2度手紙を送り、いずれも「母ちゃん、育ててくれてありがとう」と書いた。プロ初登板だった昨年6月7日のソフトバンク戦後には、「これからもよろしくお願いします」と電話をかけた。ナインから愛される人懐っこい笑顔の裏には、学生時代の波乱万丈があった。(広島担当・河合 洋介)

おすすめテーマ

2020年07月13日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム