巨人・高橋「3月に左肘をケガしてからすごく時間がたったんですけど…」自ら決勝打で424日ぶり白星

2020年10月14日 21:10

野球

巨人・高橋「3月に左肘をケガしてからすごく時間がたったんですけど…」自ら決勝打で424日ぶり白星
<巨・広>スタンドのファンに手を振る高橋 (撮影・森沢裕) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人6―1広島 ( 2020年10月14日    東京D )】 巨人の2年目左腕・高橋優貴投手(23)が広島戦(東京D)で今季初先発。投げては5回を会沢の一発のみの2安打1失点に抑え、打っては自ら決勝三塁打と投打に活躍して昨年8月17日の阪神戦(東京D)以来424日ぶりとなるプロ通算6勝目を挙げた。
 味方打線が坂本の適時打で1点を先制した直後の2回に2死から会沢に同点アーチを浴びた高橋だったが、その裏、2死一塁で入った第1打席で自ら右中間三塁打を放ち、勝ち越し。5回の2死一、二塁も無失点で切り抜け、この回限りで降板した。すると、味方打線はその後も6回に2点、7回に2点と着実に加点。最後は完勝に持ち込み、リーグ連覇へ向けた優勝マジックを1桁の9とした。

 試合後のお立ち台で自ら「3月に左肘をケガしてからすごく時間がたったんですけど、何とか1軍の、東京ドームのマウンドに帰って来れるようにと日々練習してた結果がこのようにつながったのかなと思います」と切り出した高橋。「先発のマウンドに上がる時に球場の皆さんの温かい拍手のもとマウンドに上がらせてもらいました。そのおかげで初回いい入りができたと思います」とファンに感謝すると「大城卓三さんが僕の良いところを必死に出してくれたので僕もそれに何とか応えようと投げた結果が良かったのかなと思います」と女房役の大城にも感謝した。

 2回に自ら放った勝ち越し&決勝の三塁打は巨人投手では菅野以来5年ぶりの三塁打。「まさかああやって打てるとは思ってなかったんで、すごい良かったなと思います」とはにかんだ。2回に三塁打を放って全力疾走した直後、3回と4回にはともに3者凡退に仕留めて波に乗った。「野手の皆さんにも助けられて投球できたと思うので感謝したいと思います」と2回に飛び出した若林のダイビングキャッチなど好守にも感謝。感謝、感謝の今季初勝利となった。

 高橋の投球内容は5回で打者18人に対して77球を投げ、2安打1失点。2三振を奪い、与えた四球は1つだった。

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