阪神・小野 6回1失点で再浮上の兆し「この感覚を忘れず、続けられるように」

2020年11月27日 05:30

野球

阪神・小野 6回1失点で再浮上の兆し「この感覚を忘れず、続けられるように」
<D・神>6回1失点の好投を見せた先発の小野(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【みやざきフェニックスリーグ   阪神7―1DeNA ( 2020年11月26日    天福 )】 再浮上の兆しが見えつつある。先発した阪神・小野は6回2安打1失点(自責0)。5回1安打無失点だった前回18日のヤクルト戦に続く好投で、宮崎での自身登板を終えた。
 「カーブ、フォークが前回よりいい感じで投げられた。この感覚を忘れず、続けられるように」

 持ち味の力強い直球はそのままに、変化球も効果的に決まった。与四球5も決して制球を乱したものではなく、考えた配球の中で結果的に出したもの。平田2軍監督も「不安のある四球じゃないし内容が違う。このまま開幕を迎えさせたいぐらいだよ。1軍のローテーションでもチャレンジできる。このフェニックスできっかけをつかんでくれたと思っている」と大絶賛した。

 「オフもブルペンに入る予定ですし、何も変わらず練習しようと思います。(来春1軍キャンプを)目指しますし、初日からアピールできるように」。今季は1軍登板なしに終わったが、18年に7勝した右腕が巻き返しへの自信をつかんだ。(阪井 日向)

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