【梅野と一問一答】「こういうご時世なんでできなかった」恒例の“城島会”は断念

2021年01月17日 09:47

野球

【梅野と一問一答】「こういうご時世なんでできなかった」恒例の“城島会”は断念
16時解禁<阪神自主トレ> 沖縄県内のグラウンドで自主トレを行った梅野(阪神球団提供) Photo By 提供写真
 阪神の梅野隆太郎捕手(29)が16日、沖縄県内で大山悠輔内野手(26)、岩崎優投手(29)、DeNAの山本祐大捕手(22)と行っている自主トレを公開した。今季に懸ける意気込みなどを語った一問一答は以下の通り。
 ――新年の意気込み
 昨年優勝できなかった悔しさがあるので、そこに向けて。全員で優勝したい気持ちがあるので、そこに向けてしっかり準備していきたい気持ちで新たな年を迎えました。

 ――トレーニングでの重点は
 キャンプでしっかり動ける体作りを中心に。(沖縄は)暖かいんで、自分が思う以上に動けてしまう部分がある。トレーニングであえて体張らしたり、走って体を張らしたりすることをメーンにやってる。そこからどんどん体のキレを作っていく段階で。準備を踏んでやってますね。

 ――今年は率いていた能見が不在
 自分自身がね、悠輔(大山)、岩崎だったり、ベイスターズの山本君だったり。一緒にやってるんで、ある意味で責任感というかね。自分たちでやっていかないといけないという。より、メニューも計画性持ってやったりできてるので。ぬるくならないように。責任もって、後輩たちもいるので。充実した1日、1日を送っているのかなと。

 ――背番号も2になったが
 新たな気持ちのところで背番号を変えて、良い意味で捉えていきたいですし。

 ――かつて城島氏が付けていた番号。打撃の向上も目指す
 毎年言いますけど、キャリアハイを目標にしてますし。目標とする数字は?って難しいんですけど、チャンスでチームの勝利打点上げたり、良いところで打ったり、印象に残るようなところを今シーズンはやっていきたい。守備の部分でもまだまだ物足りなさも感じる部分が昨シーズンもあったので、攻撃も守りも、走るというところにもトライして例年以上に結果残せるようにやっていきたい。

 ――コロナ禍でのキャンプインに
 自分らはプロ野球選手ってとこでお客さんが入って見られるところでパワーももらえるし、応援してくださる人いるので頑張れるというのも昨年感じた部分が大きいので。テレビの向こう側で応援してくれる人がいるので、その気持ちを持って前向きに捉えて今シーズンも戦っていきたいなと。

 ――今季の抱負は
 1試合、1試合の勝利を目指して、積み重ねが優勝になっていくと思うのでチームの柱として貢献できるように。個人的にも最高な成績残して、まずは開幕に向けてしっかり準備して、まずは開幕の1勝を取れるようにやっていきたい。

 ――毎年、年末に城島と会っていたが
 こういうご時世でもあり、できなかったですね。

 ――ソフトバンクが昨年、日本一。城島と交流戦や日本シリーズで
 毎年、毎年時間を作って頂いて、交流をさせていただいて色んな思いを聞いたりしているんで。プレーで見られるところまで行ったりとかホークス戦で活躍するのが、見ていても嬉しいと思うんで。プロとして最高の結果を残していい報告ができるような。毎年、オフシーズンにそういうことを言っているんで、最高なシーズンでいい報告ができるように頑張りたいですね。

 ――去年2位で巨人を意識。一番、盗塁されているチーム
 やっぱりそういうタイミングで仕掛けてきたりとか、すごいやられたなとか、盗まれたなとか、エンドランをかけてきたりとか、作戦面がすごく細かなチームだし、そういう最低限の仕事、それが最高の仕事になって結果を残されている。やられているイメージが強い。1発でチームの作戦面を決めて来られるイメージがあるので。機動力を抑える意味でも自分たちも頭を使って野球をやっていかないと防いでいけない。その差が大きな差だと思う。その辺を感じながら自分たちが対処できる対処法を考えていかないといけない。

 ――梶谷選手も加入。脅威になる
 どうしても打つ、打たないとかそういう取材が多いんですけど、走るという警戒心とか、キャッチャーからすると、それによって自分たちがどう攻めるか、どういう風にサインを交換するかという1球1球、緊張感、緊迫したところで防いでいかないといけない。上位で揺さぶってきたり、動いてくる。警戒するだけでストレスというか、そういうのがある。どこの打順に入るか分からないですけど、機動力を抑えるためにピッチャーにもこのキャンプで伝えていかないといけないのもある。準備不足にならないように、チームでやること、その辺はしっかりコミュニケーション、プラス、チームでやることを。一発でやっていかないと。梶谷さんとかを走らせないとか、相手の情報をなるべく押さえるようにやっていきたい。

 ――今年、DeNAの山本が一緒
 教えて欲しいというか、一緒にやらせて欲しい、色んな意味も含めて来てくれている。自分の言えることを伝えて、お互い言葉でキャッチボールしながら、僕は「こうです」と改めて感じることもある。切磋琢磨(せっさたくま)して、年上とかじゃなくて自分に取り入れられることもあるし。肩が強い選手なんで、色々、自分も感じる部分もあるんで、お互い良い刺激になりながら。自分自身も気の抜いたプレーを見せないで1年間、しっかり戦い抜くことをして。こういう出会いがあったからこそ、お互いが刺激し合っていくようなシーズンにしていきたいと思う。山本君は勉強熱心だから、お互い良いかなという思いで練習しています。

 ――ベストナインへの気持ちは強い
 それは他の皆さんが評価していくものなので。キャッチャーというのは余計、優勝捕手は評価されると思う。それは分かってるからこそ、そういうところを取るためには優勝が大事だと思うし。チームの成績もついてこないと思う。そこに関しては強い思いがあるので、頑張っていきたいと思います。

 ――チェン&アルカンタラが加入
 やっぱりなるべくこのキャンプでとにかく話し込んで、どういうものが良いか悪いか。自分もちょろっと映像を見たんですけど、いろいろタイプが違うと思うし、どこのポジションやっていくのかもあると思うけど。話すだけじゃなくて、実戦を踏んでいかないと自分も分からない部分がある。戦力になるように、自分が一生懸命サポートして。裏に回って引き出せるように自分も勉強しながらやっていきたい。

 ――チェンの映像を見ての感想は
 速球派とか、コントロールもある程度まとまっているんで。打たせるとか、ちょっとまだイメージはまだそんなに湧いてこないですけど、なるべくそういうふうに引き出せるようにやりたいなと思います。

 ――沖縄の天気は
 めちゃくちゃ良いですね。熱いので半袖でも余裕でできる感じです。

 ――巨人・菅野の残留が決まった
 やっぱり貯金をあれだけ作っているピッチャーだからこそ、その分ゲーム差を縮めるためには自分たちがやっつけていかないと。そこに関しては菅野さんだけじゃなくて、ジャイアンツのローテーションピッチャーをどう攻略していくかがポイントになると思う。攻撃から見ると、ジャイアンツとの接戦をモノにするためにはうちの打者が個々の力だけじゃなくして、チームの力で勝っていくためには作戦面も大事だと思う。そういうのも準備して、試合にどういう作戦面が来ても難なくこなせるように。そういう差で優勝をつかみとるためにはやっていかないといけないと思うし。良いピッチャーだからこそ、菅野さんから勝って。そういう良いピッチャーに勝つとチームとしても勢いも出てくる。

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