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中日・ビシエド まさかの捕手デビュー志願?“早着替え”直後に本塁打、やっぱり千両役者だ!

2021年04月29日 07:00

野球

中日・ビシエド まさかの捕手デビュー志願?“早着替え”直後に本塁打、やっぱり千両役者だ!
<中・神(5)> 7回2死、木下拓のファールボールがベンチを直撃。ビシエドは対策としてマスクを被る(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日6-1阪神 ( 2021年4月28日    バンテリンD )】 中日の主砲ビシエドが、まさかの捕手アピール!?
 “事件”は28日の阪神戦で起こった。7回にビシエドがベンチでおもむろにキャッチャーマスクをかぶりだした。もしかして、木下拓に挑戦状?もちろん、そんなワケはありません。実はちょうど打席に立った木下拓のファウルボールが一塁ベンチ内を直撃。「危ないな」とばかりに、キャッチャーマスクをかぶって、ちょっと“おどけた”わけでした。緊迫したベンチをほっこりさせた、までは普通の話です。

 すごいのはその後の8回、自身の打席で、何とダメ押し3ランをかっ飛ばしたこと。開幕戦となった3月26日広島戦(マツダ)以来となる2号3ランに「低めのボールだったけど、いい形でバットを出すことができたね。自分でもうまく打てたと思うよ」とニンマリ笑った。さすが千両役者、という“早着替え”で、チームを連勝へ導いた。

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