阪神・ガンケル 5回3失点で降板 毎回先頭出塁の苦しい投球も粘投

2021年05月02日 16:25

野球

阪神・ガンケル 5回3失点で降板 毎回先頭出塁の苦しい投球も粘投
<神・広(7)>  先発・ガンケルのピッチング  (撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神―広島 ( 2021年5月2日    甲子園 )】 阪神先発のガンケルは毎回先頭打者の出塁を許す苦しい投球。それでも5回7安打3失点にまとめ、勝利投手の権利を持ったまま降板となった。
 2巡目に入った3回は先頭の菊池涼に中前打を打たれると羽月は犠打で1死二塁。続く鈴木誠には内角のツーシームを左翼線へ適時二塁打され、先制点を献上した。

 開幕から無傷の4連勝で迎えた一戦を前に、「ストライク先行かつ低めに集めて、多くゴロを打たせられるような投球を心掛けたい」とテーマを掲げていたが、この日は序盤から制球に苦しんだ。

 同点にしてもらった直後の4回は先頭の安部に四球。クロンを一飛に抑えた後の小園には中前打を浴び、1死一、二塁。続く投手の野村にはストレートの四球を与えて満塁のピンチを招くと、菊池涼の遊ゴロの間に勝ち越し点を与えた。5回にはクロンに適時打を浴びるなどして3点を失ったが、その裏の攻撃で味方が逆転に成功。援護に助けられ、ベンチではホッとしたような表情を見せた。

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