野村謙二郎氏 広島・森浦 武器である外角チェンジアップを生かすため右打者へ内角を意識させるべき

2021年09月11日 05:30

野球

野村謙二郎氏 広島・森浦 武器である外角チェンジアップを生かすため右打者へ内角を意識させるべき
スポーツニッポン評論家の野村謙二郎氏 Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島1ー4阪神 ( 2021年9月10日    マツダ )】 【野村謙二郎 視点】1―3の8回に登板した森浦は、大山に右前打、ロハスは右飛、梅野に右前打、小野寺に四球で1死満塁とし、左打者の近本を迎えたところで同じ左のバードに交代させられた。森浦は左腕だが、右打者との対戦の方が明らかに数字が良いからこそ、回の先頭から4人続いた(ロハスは両打ち)このイニングを任されたのだと思う。
 【被打率は試合前の時点で、対左打者が.327(52打数17安打)、対右が.155(58打数9安打)】

 なぜ右打者に強いのかを理解しないといけない。外角チェンジアップが大きな武器なのだが、真っすぐやスライダーで内角を突かないと効果は小さい。この日は先頭・大山への5球すべてがコースは外角だったように、梅野にも内角を意識させられるまでいっていない。外角一辺倒では、武器であるチェンジアップが生きてこない。考え方を少し変えるだけで、結果は変わると思う。(スポニチ本紙評論家)

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