広島・永川コーチも「いじる必要がない」と評する栗林の宝刀フォーク 新人離れした調整方法にも感心しきり

2021年09月26日 05:30

野球

広島・永川コーチも「いじる必要がない」と評する栗林の宝刀フォーク 新人離れした調整方法にも感心しきり
広島・永川コーチ Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島3-2DeNA ( 2021年9月25日    横浜 )】 03年に球団新人最多25セーブを記録した広島の永川投手コーチは、栗林を「すごく安定しているし、言うことがない」と評価する。
 今季から1軍コーチに昇格し、ブルペン担当として間近で見てきた。そろってフォークが勝負球。春季キャンプで「フォークを見てもらえますか」とお願いされ、打席から球筋を確認したこともある。その時点では「フォークの話はマニアックで長くなる。これから話し合っていこう」と伝えたが、握り方など技術的に手を加える気は毛頭なかった。「いいものをいじる必要がない。僕の要素が入る必要もないし、今まで通りを貫いてくれたらいい」。球団最多165セーブの同コーチでも、栗林の伝家の宝刀は認めるしかない。

 後半戦では、登板間隔が極端に空くなど不規則な調整が続く。両者は、劣勢での調整登板も選択肢として話し合ってきた。ただ、結果的にはセーブ機会の登板に限定。「ブルペンでは試合のような力感で準備することも多いし、そういう中でも調整ができる子」。調整方法も新人離れしていると評価している。

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