日本選手権覇者の大阪ガスが2回戦敗退 広島6位の4番・末包が4三振 都市対抗野球

2021年12月05日 18:12

野球

日本選手権覇者の大阪ガスが2回戦敗退 広島6位の4番・末包が4三振 都市対抗野球
<都市対抗野球 JFE東日本・大阪ガス>3回2死満塁、好機で空振り三振する大阪ガス・末包(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【第92回都市対抗野球大会 2回戦   JFE東日本1―0大阪ガス ( 2021年12月5日    東京ドーム )】 今年の日本選手権覇者の大阪ガスが2回戦で姿を消し、二大大会制覇を逃した。
 先発左腕の秋山遼太郎は3回までパーフェクト投球。6回まで無失点と好投し7回1死二塁でマウンドを譲ったが、後を受けた日本生命からの補強選手・高橋拓巳が四球と左前打で1死満塁とすると、痛恨の押し出し死球で決勝点を献上。打線は再三の好機をつくりながら、広島からドラフト6位で指名された「4番右翼」の末包昇大が4打席連続三振を喫するなど、あと一本が出なかった。

 4打席すべて外角へ逃げるボール球のスライダーに仕留められた末包は「1打席目で苦手な投手だなと思ってしまって、そこから悪いイメージのままずるずるいってしまって修正できなかった」と反省。「プロでも毎試合打てればいいですが、打てない日も必ずあると思う。切り替えて、打てるようにしていかないといけない。このメンバーでなければ、プロ野球選手になることはできなかった」と次のステージへの決意と、去りゆくチームへの感謝を口にした。

 大阪ガスの敗戦で、近畿勢は全5代表が姿を消すこととなった。8強に近畿勢が残らないのは17年以来4年ぶり。

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