Honda熊本 18年ぶりの4強進撃 稲垣が長女の2歳誕生日を祝う「技あり」先制弾

2021年12月07日 05:30

野球

Honda熊本 18年ぶりの4強進撃 稲垣が長女の2歳誕生日を祝う「技あり」先制弾
<東邦ガス・Honda熊本>勝利し、ガッツポーズのHonda熊本の稲垣(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【第92回都市対抗野球大会準々決勝   Honda熊本2ー1東邦ガス ( 2021年12月6日    東京D )】 Honda熊本の18年ぶりの4強進出をたぐり寄せたのは、稲垣のバットだった。4回先頭。左打ちの3番打者は、外角高め直球を逆方向の左越えにライナーで運んだ。11月29日のJR東日本との1回戦に続き、今大会2号の先制ソロ。「次にいい打者がいるので、つなぐ意識だった。入ってくれて良かった」と喜んだ。
 この日は長女が2歳の誕生日。「頑張って」と声を掛けられた愛娘にアーチを約束していたパパは「気合が入っていました」と胸を張った。4日には、日本通運でプレーする弟・誠也がENEOSとの2回戦に敗れたものの本塁打を放ち「テレビで見ていて鳥肌が立った」と発奮した。

 ルーキー4番・古寺がソロ本塁打で続き、6投手の継投で逃げ切り。渡辺正健監督は「チーム全体がしっかりまとまった結果が出ている」と手応えを口にした。

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