阪神・原口サンタから贈り物 医療ケア施設に寄付「来季は結果を残し、続けられるように頑張ります」

2021年12月26日 05:30

野球

阪神・原口サンタから贈り物 医療ケア施設に寄付「来季は結果を残し、続けられるように頑張ります」
医療ケア施設に寄付したことを発表した阪神・原口(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 阪神の原口文仁捕手(29)が25日、小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子ども、若年成人と家族のための施設「チャイルド・ケモ・ハウス」(神戸市中央区)に今季の安打数と打点数に応じた13万円(10安打+3打点、各1万円)を寄付したと発表した。
 「コロナ禍で、病気と闘う子どもたちやご家族の方々は、細心の注意を払って過ごす大変な日々が続いていると思いますし、この活動が少しでも、みなさんのサポートにつながるのであればうれしい」

 19年1月に大腸がんが判明し手術するなどして乗り越えた原口は、同年オフに同施設を訪問しチャリティーグッズの収益に自身の寄付を加えた計100万円を贈呈。20年5月にはオンラインで行われたチャリティーイベントにも参加するなど交流を図ってきた。安打、打点数に応じた同施設への寄付は昨年に続く2年連続で「原口サンタ」となった。

 入団13年目を迎える来季は捕手以外の新たなポジションでの挑戦を明言している。「今年も対面はかないませんでしたが、みんなと元気な姿で会えることを楽しみに、来季は結果を残し、寄付を続けられるように頑張ります」と決意表明。子どもらの喜ぶ姿を見るために、原口自身も新たな戦いに挑む。(鈴木 光)

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