ソフトバンク・周東 来季は数にこだわらず一盗入魂で成功率100%に近づける!

2021年12月31日 05:30

野球

ソフトバンク・周東 来季は数にこだわらず一盗入魂で成功率100%に近づける!
一盗入魂で成功率100%を目指す周東佑京(撮影・岡田丈靖) Photo By スポニチ
 一盗入魂!右肩手術から復活を目指すソフトバンク・周東佑京内野手(25)が来季の目標盗塁数をあえて定めず、質の向上にこだわると語った。年末年始も休まず、リハビリに励んでいる20年パ盗塁王は「目標は立てていないし(数に)こだわらない。気持ちを抑えて、積み重ねていった結果、(タイトルを)獲れたらいい」と話した。
 今季は開幕スタメンの座をつかんだが、打撃不振に陥り、けがも多くレギュラー定着を逃した。代走での出場が多くなり、盗塁数は50から21へと半分以下に減った。強引なスタートが増えて、盗塁成功率は昨季89・3%から80・8%と大きくダウン。「盗塁50を走りたいと思うと、(自分に)走るように求めちゃう」と振り返る。

 反省を生かして、成功率100%に近づける。昨シーズン13試合連続盗塁の“世界新記録”をつくった実績がある。今季、30盗塁でセ・リーグ盗塁王を獲得した阪神のルーキー中野が93・8%と高い盗塁成功率を記録。過去の両リーグ盗塁王では16年のヤクルト・山田に並ぶ最高成功率だった。周東は「失敗はしたくない」とさらに上を目指していく。

 そのためにも先発での出場機会を増やすことが大事だ。このオフは体重を8キロ以上増やし、課題の打撃と向き合っている。「1年間試合に出たい」と二塁のレギュラー奪還を目指す。「大事な場面で成功して当たり前、失敗したら言われるのはしょうがない」。覚悟を固めて復活を期す来季に挑む。(福井 亮太)

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