ヤクルト・村上が復帰　即特打で11発柵越え「いつでも行ける準備したい」

2022年02月20日 05:30

野球

ヤクルト・村上が復帰　即特打で11発柵越え「いつでも行ける準備したい」 — ヤクルト・高津監督（右奥）が見つめる中、フリー打撃を行う村上（撮影・村上　大輔）　 Photo By スポニチ

　1月下旬に新型コロナウイルスに感染したヤクルト・村上が、沖縄・浦添の1軍キャンプに合流。高津監督は実戦起用について「状態を見ながら。慌てる時期でもない。1カ月後に合わせられれば」とし、26日楽天、27日阪神とのオープン戦（ともに浦添）での出場の可能性を示唆した。

　5日に宮崎・西都の2軍でキャンプイン。2週間を経て沖縄入りし「暖かいので、動きやすい」と特打で51スイングで11発の柵越えを放った。左翼には5発と持ち味の逆方向への力強い当たりも。マシンでも1時間打ち込み、ノックや走塁練習など汗を流した。
　村上は今月中の実戦出場について「気持ち的には全然出られる。あとは監督、コーチの判断。いつでも行ける準備をしたい」と意欲を示した。　（青森　正宣）

　≪高橋も合流65球「状態6、7割」≫村上とともに1軍キャンプに加わった高橋がブルペンで65球を投げた。1月下旬に新型コロナ感染し、2軍キャンプを経て合流。「状態は6、7割くらい」と話し、座った捕手へ変化球も交えた。「開幕投手を狙ってやりたい。残りの10日間で元通りに戻せるように頑張りたい」とキャンプ中の「10割」を目標に設定した。

　≪奥川今日初実戦/先発2イニングの予定≫奥川が20日に今季初実戦に臨む。ロッテとの練習試合（浦添）に先発し、2イニングを予定。1年目は右肘痛、2年目は調整を首脳陣が細かく管理したため、キャンプ中に実戦登板するのは3年目で初めて。高津監督は「バッターに対しての距離感や球場の雰囲気を確かめられたらいい」と求めた。