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中日、今季初の貯金4ならず プロ初登板初先発の上田が粘りの投球も打線が沈黙

2022年05月12日 21:00

野球

中日、今季初の貯金4ならず プロ初登板初先発の上田が粘りの投球も打線が沈黙
<ヤ・中>5回、山田の右飛で塩見がタッチアップし一度は本塁をオーバーランしてしまうも、タッチし直してセーフ(捕手・大野奨)=撮影・村上 大輔 Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日1-3ヤクルト ( 2022年5月12日    神宮 )】 中日はプロ初登板初先発の上田が粘りのピッチングを見せるも、攻撃陣がヤクルト投手陣の前に1得点のみ。今季初の貯金4とはならなかった。
 上田が雨の神宮で懸命に腕を振った。20年育成ドラフト2位で入団し、9日に支配下に昇格したばかりの19歳は初回に塩見、山崎、山田といきなり3連打で2失点。だが、気持ちを切り替え、村上をワンバウンドのスライダーで空振り三振。中村を中飛、オスナも変化球で空振り三振に仕留めて切り抜けた。

 その後は冷静に変化球を低めに集めて立ち直った。3回2死満塁はしのいだが、5回に先頭の塩見に左翼線二塁打を浴び、1死三塁から山田の右犠飛で追加点を許した。

 5回4安打3失点で降板。悲願の1軍マウンドで勝ち星こそ逃したが、能力の高さをアピール。夢中で投げた82球を「初回に点を取られてしまいましたが、その後、5回まで何とか投げることができたので、そこは良かったと思います」と振り返った。
 

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