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プロアマ規則委員会 大谷ルールは適用――日本ハム新球場から波及した競技場設定。今年は改正せず継続審議

2022年12月13日 17:45

野球

プロアマ規則委員会 大谷ルールは適用――日本ハム新球場から波及した競技場設定。今年は改正せず継続審議
日本ハムのドラフト1位・矢沢 Photo By スポニチ
 プロアマ合同による規則委員会が13日、都内で開かれ、公認野球規則を改定し、大リーグで採用されている通称「大谷ルール」を加えられることが決まった。
 「大谷ルール」は先発メンバーに限り、投手と指名打者を兼務する「10人目」の選手を置けるというもの。先発投手が降板した後も、指名打者として試合に出続けることができる。従って指名打者制があるパ・リーグで、先発投手が降板後もDHでの継続出場が可能となり、たとえば日本ハムがドラフト1位指名した矢沢宏太選手(日体大)を大学時代と同様に二刀流で起用する幅が広がる。

 また日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」の本塁後方ファウルゾーンが、公認野球規則に定める基準を満たしていない問題に関して、アマ側から米国の野球規則に沿った文言への改正が提案されたが、今回は改正せず、時間を懸けて検討するという結論により、継続審議となった。

 ◆公認野球規則2・01 「競技場の設定」として次の通り定めている。「本塁からバックストップまでの距離、塁線からファウルグラウンドにあるフェンス、スタンドまたはプレイの妨げになる施設までの距離は、60フィート(18・288メートル)以上を必要とする」。

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