阪神ドラ5・戸井、プロボディーで勝負! 4カ月で78キロから84キロへ 筋肉増やしつつベスト体重探る

2022年12月26日 05:15

野球

阪神ドラ5・戸井、プロボディーで勝負! 4カ月で78キロから84キロへ 筋肉増やしつつベスト体重探る
ボーイズリーグの後輩たちとの記念撮影で笑顔を見せる戸井(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 6キロ増の“プロ仕様ボディー”で勝負だ。阪神ドラフト5位の戸井零士内野手(17=天理)が25日、大阪府松原市で行われた出身の「松原ボーイズ」激励会に参加。プロ入りに備えて体づくりに励み、スケールアップに成功したことを明かした。
 「下半身は一番強化していて、ユニホームがパツッとなるようになった。上半身も必要な部分は付けた。体重を増やしても動きにくさは出てこないので、筋肉を増やしながら、ベストな体重を見つけられたら。今は84~85キロがベストかなと」

 8月中旬に高校野球を引退後も、継続して汗を流してきた。その成果が、分厚さを増した今の体だ。高校でトレーナー監修の練習メニューを継続的に消化するとともに、プロテインなども精力的に摂取。78キロだった夏の甲子園大会時から約4カ月で6キロの増量に成功した。自らが思い描くベストな土台は築き上げた。あとは、そこに技術を上乗せする。

 「12月中旬までずっと体づくりに取り組んできて体も大きくなったので、(今は)キレを出すことだったり、打撃の体の使い方とかを学んでいます」

 12日の新入団会見で「最近の高校生は体がデカい、すごいな」と岡田監督を驚かせたように、すでにフィジカル面ではプロの諸先輩に見劣りすることはない。期待の大型遊撃手はその体に大きな夢を抱き、最高峰に挑む。 (石崎 祥平)

 ◇戸井 零士(とい・れいじ)2005年(平17)1月18日生まれ、大阪府松原市出身の17歳。市立中央小時代から松原ボーイズに所属。松原第三中1年時に侍ジャパンU―12の一員としてW杯に出場し首位打者を獲得。天理では1年秋からベンチ入り。2年春、3年春夏の3度甲子園出場。高校通算13本塁打。1メートル81、84キロ。右投げ右打ち。

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