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阪神・湯浅 激アツ23年へ元日始動していた! 昨年超えへ地元・尾鷲市で30球「いい感覚」

2023年01月09日 05:15

野球

阪神・湯浅 激アツ23年へ元日始動していた! 昨年超えへ地元・尾鷲市で30球「いい感覚」
元日から始動していた阪神・湯浅 Photo By スポニチ
 元日からアツアツだ。阪神の湯浅が前日7日に地元の三重県尾鷲市から甲子園に戻り、この日は室内で初練習。早くも強いボールを投じて、すでに肩が仕上がっていることをアピールした。
 「昨年に続いて1日から投球練習しています。地元が暖かくてキャッチボールの延長で友人に座ってもらいました。30球くらいです。投げはじめというより昨年末からずっと投げているので、いい感覚でした」

 縁起を担いだとは言葉にしなかったものの、ブレークした昨年と同じ元日スタートは、心の中ではおそらく重要な意味があるはずだ。「1年だけでは全然意味がないので、今年も来年も勝負になると思っている。昨年よりも成長したい」。59試合に登板して2勝3敗、43ホールド、防御率1・09。45ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲った昨年の自分超えが今年のテーマだ。岡田新監督からも守護神に指名され、チームの立ち位置も責任も大きくなっている。

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンにも選出が決定的。この日もWBC公式球でキャッチボールをした。

 「チカ(近本)さんともさっき話をしていたんですが、見比べてみてもやっぱりデカイなと。でも別に違和感なく投げられていますし、気にすることなくいけるんじゃないかと思っています」

 初詣でのおみくじも2年連続での末吉。「いい事が書いてありましたし、勝負事も“よろし”でした」。湯浅にとって激アツの23年が始まった。 

 ≪湯浅から刺激≫阪神・茨木は、湯浅の投球に刺激を受けていることを明かした。研究熱心な右腕は、試合のハイライト動画などで自軍の先輩選手を勉強中。特に引きつけられたのが湯浅のようで「真っすぐの勢いとかは動画でも伝わってきてすごいなと。気迫を出していたので、そういうところを学んでいけたら」とうなずいた。9日からは新人合同自主トレがスタート。「投球フォームのバランスとか球のキレを見てほしい」と岡田監督へのアピールを誓った。

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