FA人的補償で開花した男たち 広島・一岡、ロッテ・小野ら

2023年01月11日 20:02

野球

FA人的補償で開花した男たち 広島・一岡、ロッテ・小野ら
広島で才能を開花させた一岡 Photo By スポニチ
 入団時に5球団が1位競合した田中正義が、人的補償でソフトバンクから日本ハム移籍。FAの人的補償で新天地に移り、才能を大きく開花させた男たちもいる。
 ◎一岡竜司(巨人→広島) 沖データコンピュータ教育学院から11年ドラフト3位で巨人入団。13年オフに大竹寛の人的補償で移籍すると17、18年には2年連続59試合に登板するなど「勝利の方程式」の一角を担い、チームのリーグ3連覇に貢献した。

 ◎小野郁(楽天→ロッテ) 福岡・西日本短大付高から14年ドラフト2位で楽天入団。5年間で39試合の登板にとどまっていたが、19年オフに鈴木大地の人的補償でロッテ入り。力のある直球を武器に3年連続40試合登板と中継ぎの柱に成長した。21年は自己最多49試合に登板。昨季は44試合で18ホールドを挙げている。

 ◎平良拳太郎(巨人→DeNA) 沖縄・北山高から13年ドラフト5位で巨人入団。3年間で1試合の登板にとどまっていたが、16年オフに山口俊の人的補償でDeNA移籍。翌17年5月にプロ初勝利を挙げると、独特なフォームからのスライダー、シュートを駆使して21年には開幕ローテーションもつかんだ。右肘手術で一時は育成選手契約になっていたが、昨年7月に支配下選手登録に復帰。今季は復活を期待されている。

おすすめテーマ

2023年01月11日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム