【阪神・岡田監督語録】震災に傷んだ街並み、野球どころではなかった苦しみ「忘れられへん」

2023年01月18日 05:15

野球

【阪神・岡田監督語録】震災に傷んだ街並み、野球どころではなかった苦しみ「忘れられへん」
<新人合同自主トレ>黙とうする(左から)岡田監督、和田2軍監督、森下、門別、井坪、茨木、戸井、富田、野口ら(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 ▼そら、忘れられへん みんなで黙とうするのは、こうしてチームに入らないとできないんで。(昨季までは)ユニホームを脱いでいたから。それはもう忘れられへん。
 ▼そら、若い子には分からへんよ 今の若い子は、実際に地震にあってないし、写真とかでしか(知ら)ないもんな。映像を見たら、これはすごかったなと分かると思うけどな。あんなんを実際に体験するのは、大変なことやから。がれきで道が通れなかったというのを目の前で見たから。(震災翌日に)伊丹(空港)から(自宅まで)25分で帰れるところが、7時間ぐらいかかったわ。

 ▼そら、キャンプも野球どころではなかったよ 宮古島でキャンプを張ったけど、情報を得るとか、そんなんばっかりに(時間を)費やしてたな。キャンプへ行っていいものか、みたいな感じもあった。

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