元日本ハム、ヤクルトの今浪隆博氏が明かす「プロに左打ちが多い理由」

2023年01月20日 20:43

野球

元日本ハム、ヤクルトの今浪隆博氏が明かす「プロに左打ちが多い理由」
ヤクルト時代の今浪氏 Photo By スポニチ
 日本ハム、ヤクルトで通算405試合に出場した今浪隆博氏(38)が20日、自身のYouTube番組で「プロに左打ちの打者が多い理由」を解説した。
 今浪氏も右打ちだったが、中学3年になるタイミングで所属するボーイズリーグの監督から「お前、今日から左打ちな」と告げられた。「それから1度も右打席に入っていない」という。

 現在プロ野球界で左打者が多い理由として、まずは一塁ベースに近いことを挙げた。さらに一塁に走者がいる場合、けん制に備えて一塁手がベースに付くため一、二塁間が空き、「ヒットゾーンが広がるため打率が上がりやすい」と説明。加えて対戦する投手は右投手の方が多いことを挙げた。

 左打者は右投手のボールは近づいてくるため、体が開きにくい。左打者は一塁へ走るために「体が開きやすい」ことが欠点で、それが左投手を苦手とする理由と説明した。

 中学時代は右打席でもクリーンアップを打っていたという今浪氏。もし右打席で打ち続けていたら、と問われると「高校止まりかな」と、自身は左打ちへの転向が功を奏したが、現在の球界は左打ちが増えすぎて「どの球団も右の長距離砲を探している」と明かした。

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